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2021.10.23【賃貸管理の手数料】相場はいくら?基礎から解説します

賃貸住宅を経営するにあたり、物件の管理は欠かせません

ひと昔前までは、大家さんがすべて自分で管理を行う物件も多数存在しました。

しかし現在では、本業を持ちつつ不動産経営を行う方が多く、ほとんどが物件の管理を委託することで成り立っています。

物件の管理を委託する際にかかる、委託管理料の相場は家賃収入の5%前後といわれています。

不動産経営において、収益を最大化するためにコストを見直すのは当然のこと。

オーナー様は「委託管理にかけるコストが、内容に見合っているのか」を判断する必要があるでしょう。

この記事では、賃貸管理に関する基礎知識管理会社に委託するメリット・デメリットをご紹介します。

不動産管理に関する2つの手数料

よく耳にするもので、「管理費」「管理委託料」(管理委託費)の2種類があります。

名前は似ていますが性質が異なりますので、はっきり区別しておきましょう

費用の名称支払い先
管理費入居者がオーナーへ支払う
委託管理料オーナーが管理会社へ支払う

管理費

管理費」または「共益費」という名目で、入居者が家賃とは別にオーナー様へ支払う費用のこと。

主にマンションやアパートの共用部分(エレベーター・電気設備・給水ポンプなど)の維持管理費用として使われる。

共用部分の維持管理は、入居者全員で負担をするという考えのもと毎月徴収されます。

委託管理料

今回ご紹介する賃貸管理の手数料はこれにあたります。

委託業務費委託管理費など、さまざまな呼び方がされます。

オーナー様が賃貸物件の管理業務を、管理会社へ委託する上で支払う費用のこと。

(区分所有マンションの場合は管理組合へ支払う)

入居者から預かった管理費で、実際に管理業務を委託する費用を支払うイメージです。

賃貸管理手数料の相場

家賃収入の5%前後が相場といわれております。

例:家賃収入8万円の部屋を8室所有している場合

家賃収入8万円 × 5% = 4,000(+消費税)

4,000(+消費税)× 8室 = 32,000(+消費税)

委託する業務の内容にも異なりますが、基本的には空室の場合でも毎月管理手数料が発生するので注意が必要です。

自主管理をする場合

賃貸住宅を自主管理することで、ランニングコストを下げることも可能ですが、以下のような注意が必要です。

かなり時間のある方でないと負担が大きい

不動産管理には大きく分けて2つの役割があります。

①賃貸管理(入居者様の対応など)

・入居者募集

・契約手続き

・クレーム対応

・賃料の督促

・退去時の立ち会い

②建物管理(物件設備の管理など)

・共用部の清掃

・建物の維持管理

・設備のメンテナンス手配

・長期修繕計画の策定

自主管理をする場合、これらの作業に加え、税務関係の処理も行わなければなりません。

「自分の時間と労力に見合ったコストカットなのか」を慎重に考える必要があるでしょう。

また、一部の業務だけを委託することも可能なので、ご自身で管理が行き届かない部分だけを委託することでコストを削減することができます。

実際に、当社ロータスリンクでも入居募集賃料査定のみのご依頼も可能でございます。

ぜひお気軽にご相談ください。

資産価値の下落に繋がる可能性

建物は経年数により劣化していくものですが、適切な管理を行うことで資産価値を維持することは可能です。

個人での自主管理ですと、どうしても手の届かないところが出てきてしまいます。

長い目で見ると、資産価値の下落に繋がってしまう場合もあるので注意が必要です。

「不動産の管理が好き」という方でないと続かない

感情面になってしまいますが、賃貸物件の管理を日々続けることが苦痛にならない方は自主管理が向いているといえます。

多くの方は「不労所得を得る」(働かずに収入を得る)ために不動産経営不動産投資を行います。

管理自体が「労働」という苦痛に感じると、続けていくことが難しいでしょう。

以上を踏まえたうえで「管理を委託するのか」「委託するとしたらどこまで委託するのか」を検討すると良いでしょう。

管理を委託する場合

管理を委託する際にかかる「費用や手数料」をコストと捉えるか、必要な投資と捉えるかは人により判断が異なります。

管理を委託する場合のメリット・デメリットをご紹介します。

どこまでカバーしてくれるかを確認

上記に挙げた通り、管理の内容は大きく分けて2種類あります。

賃貸管理入居者様の対応など

建物管理物件設備の管理など

管理会社との契約の内容により、管理会社にどこまで委託ができるかが変わってきます。

誤解が無いように、委託する範囲や内容をしっかりと確認しておきましょう。

管理会社に委託するメリット

専門知識を持っているプロに任せることができる

賃貸不動産の管理においては、専門知識とスキルが必要になります。

専門知識を持った管理業者が適切な管理を行うことで、資産価値の維持・向上を計ることが可能。

不動産は高額で長期的に持ち続ける大切な資産。

オーナー様が保有する物件の資産価値を低下させない為にも、プロに任せることをオススメします。

管理にかける時間を買える(負担を軽減)

個人で自主管理をする場合、日常的な清掃やメンテナンスなど膨大な時間が必要になるでしょう。

さらに、深夜の緊急対応(入居者の鍵の紛失・火災報知器誤作動など)の可能性も考えられます。

管理を委託することで、その時間をご自身にかける時間として使うことができ、負担を軽減することができます。

入居者の満足度アップに繋がる

管理をプロに委託することで、しっかりと管理が行き届き入居者の満足度アップに繋がるでしょう。

入居者の満足度が高いと、不要な退去が減り入居率のアップに繋がります。

管理会社に委託するデメリット

自分で管理ができない

ご自身の不動産を「すべて自分で管理したい」という方へは、委託することはオススメできません。

時間をかけても自分で管理したいという方は、自主管理が向いているでしょう。

お金がかかる

管理を委託することの一番のデメリット費用です。

委託管理料(毎月)

家賃の約5%(3〜8%が一般的)

委託管理料自体が安くてもその他の項目で請求するケースもあるので事前に確認が必要です。

仲介手数料(契約成立時)

家賃の1ヶ月分+消費税(借主・貸主合算)

まとめ

賃貸管理の手数料は、オーナー様の負担を軽くし、入居者様の満足度をアップさせるためにかける費用。

安心して任せられる管理会社を選ぶことも重要です。

当社ロータスリンクでは仲介事業に加え、資産管理事業も行っております。

当社が管理している賃貸物件では、入居率98.2%を実現。

通常、原状回復から客付けまでを1週間でおこないます。

管理業務を任せたい」「空室が埋まらず困っている」など、ぜひ1度ご相談ください。

お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ頂けます。

最後までご覧いただきありがとうございました。